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ロボットの生産性を70%改善
2/28/2016に公開
背景
世界大手のある OEM メーカーでは、ハンドリング中に製品が落下してしまう問題を抱えていました。同社では他社製のサクションカップを使用していましたが、耐久性に大きな問題がありました。サクションカップの摩耗が早く、その結果真空度が低下し、搬送中に製品が落下してしまっていたのです。搬送していた製品は、楕円形や円筒形の袋に入ったスナックです。搬送製品の落下を防ぎ、生産性を向上させるためにPiabは同社と技術協力して、最適なサクションカップの設計開発を始めました。
ソリューション
最終的に、同社は包装ラインの flexpickerロボットに使用するサクションカップを、長方形型DURAFLEX®製サクションカップ「RB20x40P」に決めました。この長方形サクションカップは、細長い形の製品や、吸着面が狭い製品でも高い吊り上げ力、グリップ力を発揮します。特にキャンディーバーなどのフローパックの吸着に最適です。サクションカップの材質は、特別に開発されたDURAFLEX® であり、ゴムの弾力性とポリウレタンの優れた耐摩耗性を兼ね備えています。ラインの生産性を最大限に引き上げるため、真空発生器は COAX® カートリッジ MINI を採用しました。
結果
長方形型サクションカップ「RB20x40P」 と COAX® テクノロジーの組み合わせで、製品の落下率は大幅に下がり、生産性が70%改善しました。