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カスタム品「CPT」が標準品の扱いとなりました
カスタム品として2年間の成功を収めたCPT(協働ロボット用パレタイジングツール)が、このたび標準品に移行することになりました。「先進的なパレタイジングツールをお求めの全てのお客様に、この多目的に構成可能なツールを提供できることを、非常に喜ばしく思っています。」と、グローバルプロダクトマネージャーであるMadeleine Sheikhは語ります。
協働ロボット用パレタイジングツール 「CPT」は、Piabドイツのカスタムラインチームのアイデアから生まれた製品でした。2022年にカスタム品として販売され、多様な形状・サイズの箱を同じサイクル内で複数ピッキングできる性能が、業界内ですぐに注目を集めました。
1箱だけでなく、4箱を同時にパレタイズすれば、1日にどれだけ多くのパレットを出荷できるか想像してみてください」とPiabのグローバル・プロダクト・マネージャー、Madeleine Sheikhはコメントしています。
CPTに多くの特長がありますが、最も優れている点は、協働ロボットのリーチを最大100mmまで広げるオフセンター設計です。また、非常にコンパクトで軽量であるため、ロボットアームへの負担が少ないのも利点です。
CPTにはpiCOMPACT®23 SMARTバルブユニットが内蔵されており、非常に高速な応答が可能です。これにより、スループットが向上します。他の多くのPiab製品と同様に、CPTは空気消費を最小限に抑えるCOAX®テクノロジーを搭載しています。
CPTは、吸着面のプレートを交換できる設計になっており、フォームパッドとサクションカップを用途に応じて簡単に切り替えることができます。つまりこのツールは、複数のEOATを1つにまとめたような製品なのです。UR20サイズまでのUR EシリーズおよびCBシリーズに対応したインターフェースを備えたモデルは、プラグ&プレイソフトウェアが付属します。他の協働ロボットと互換性のあるモデルは、IO-link対応の汎用電気インターフェースを備えています。
「カスタム品として2年間の実績を積んだ今、最先端の協働ロボット・パレタイジング・アシストツールを求める全てのお客様に、ようやくこの多目的ツールを標準構成品として販売開始できることを非常に嬉しく思います。お客様の効率性と競争力を新たなレベルに引き上げるツールであると、私は確信しています。」と、グローバル・プロダクト・マネージャーのMadeleine Sheikhは締めくくります。