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piCOMPACT®23 SMARTがIO-LinkクラスBに対応
7/11/2024に公開
PiabはpiCOMPACT23 SMARTプログラムにIO-LinkクラスBオプションを追加しました。アクチュエーター電源とセンサー電源が分離されます。
安全性の高いロボットセルでは、例えば緊急停止(E-stop)後のメンテナンス点検中にセル内に作業員が立ち入って負傷するリスクを防ぐために、アクチュエータとセンサーの電源が分離されています。IO-LinkクラスB対応のpiCOMPACT®23 SMARTは、バルブとセンサーの電源を内部で分離することで、より高度な安全性を実現します。停電や緊急停止が発生した場合、バルブへの電力供給は遮断されますが、センサーへの電力供給は継続されるため、真空度確認や真空度の監視を引き続き行うことができます。
IO-LinkクラスBと双安定バルブオプションを組み合わせることで、停電時や緊急停止時に双安定バルブが最後の位置に留まるため、piCOMPACT®23 SMARTはより高い安全性を実現します。ポンプが省エネ(ES)モードである場合は、予備充電でバルブが作動し、真空が発生してワークを保持します。
piCOMPACT®23 SMARTコンフィグレーターでIO-LinkクラスBオプションが利用可能になりました。
お客様にとっての主なメリット
- IO-LinkクラスB対応のpiCOMPACT®23 SMARTは、アクチュエータとセンサーの電源を分離することで、ロボットセルのより高度な安全性を実現します。
- piCOMPACT®23 SMART IO-LinkクラスBと双安定バルブオプションの組み合わせによって、ポンプが省エネモードであっても真空発生を再開し、引き続きワークが把持された状態を維持するため、安全性がさらに向上します。